国産中古車のオークション相場 - 本日も"洗車日和" 中古車オークション代行日記

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気が付けば11月も中旬に差し掛かり朝晩の気温はぐっと冷え込んで寒さが身にしみる今日この頃です。

日本の狭い道路事情や税制面に置いて優遇されている軽自動車は、日本国内だけに特化して進化し続けてきた。その状況は現在進行形で新車登録台数の4割近くが軽自動車によって占められていることにもうなずける。
新車でこれだけ人気のある軽自動車だから当然のごとく中古車市場でも引き合いは強いのです。
ワゴンR_1
ワゴンR_2落札相場のサンプル車は掲載されているようなワゴンR
例えば "スズキ ワゴンR" を例に取ってみると、平成23年車(型式MH23S)の5〜5.5万kmの個体で落札価格50〜55万円、対して平成25年車(型式MH34S)の5〜5.5万kmの個体で落札価格55〜60万円と同じようなコンディションでボディーカラーも同じパールホワイトで比較した場合に新車登録年式が2年も違っているのにその落札差額は5〜10万程度に留まっている。

確かに5〜10万円の差額って決して小さくない金額だけど、新車登録から3年経過したクルマであれば部位によってはメーカー保証も受けられるし、現在の自動車は技術的な品質向上を飛躍的に成し「一般財団法人自動車検査登録情報協会」の自動車保有動向によると、1976年に自動車の平均保有年数が6.9年だったのに対して、最近では12.6年とおよそ2倍にまで伸びている。
そう考えると、購入したクルマをこれから先10年間くらいは乗る可能性だって十分に考えられる。そうなると新車登録時7,200円だった軽自動車税が13年超で12,900円とおよそ1.8倍にも。。。
平成25年車と平成23年車の登録年数は2年間違う・・・ってことは新車登録から13年を超えるのも2年間違うことになり、その2年間は僅かな金額ではあるが5,700円×2年間=11,400円増税されないと言うメリットも得られる。
軽自動車に限っては予算が許すなら少しでも新しい年式のクルマがお得ってことでしょうかね。


しかし、増税によって自動車の乗換えを促進しようとしている国の政策は「物を大切にする日本の精神」を忘れてしまったのかと感じてならない。。。
この増税、どうにかならないのでしょかね。


プリウスと並ぶトヨタのハイブリット(以下HV)専用車である "SAI" であるが兎に角、地味なイメージが真っ先に浮ぶ。(中古車市場で割安感のあるMC前モデルに関しての話し)
それもそのはず、エクステリアをパッと見ただけでは特徴のない普通のセダンに見えてしまい、まずハイブリット車とは気付き難く、テールレンズにHV専用車の特徴であるクリスタルレンズの違いを僅かに感じ取れるくらいである。SAI_1プリウスというHV専用車はエクステリア・インテリアを含め、ちょっとだけ奇抜に演出することでHV車であることを前面に押し出し、誰が見ても一目でそれと分かるアイコンを掲げることで多くの一般ユーザーに支持されてきた。

過去にトヨタは「小さな高級車」とのキャッチコピーで1998年(平成10年)に "プログレ" という名のセダンを発売したことがあった。
全長4,500mm、全幅1,700mmのコンパクトボディーに搭載されるエンジンは2.5L、3.0L、直列6気筒の2機種のみと思い切ったパッケージングで発表当時は話題になったものの、エクステリアデザインは保守的、高級車は物量的に大きくなければならない・・・ と市場に受け入れられることなく、1代限りでカタログからドロップしてしまったとの経緯がある。SAI_2しかし "SAI" は目立たないHVながら動力を含めた基本性能はプリウスを大きくリード、カタログ燃費(JC08モード)こそプリウスに劣るが、それを差引いても選択する価値はあるのではないかと。。。
その証拠にレクサスブランドからは "SAI" と同一プラットフォームを採用した "レクサス HS" が存在する。ご存知の通り中古車の市場価格は、新車時の性能や完成度によるものではなく、簡単に言ってしまえば人気や知名度のあるなしに要約されてしまう。
で、あれば人とは少しだけ趣が違い中古車市場で割安感のある "SAI" を選択肢に加えてみることもひとつの手段では。。。
SAI_3"SAI" と "プリウス" のサンプルカーは1度目の車検を迎えた2012年式(平成24年))を抽出し、オークション市場価格を比較してみると。。。

SAI 2.4G 新車本体価格 379万円(税込み) オークション市場で最も流通量が多い
SAI 2.4G ボディカラーパールホワイト 走行距離5.7万km「評価4.5点 内装評価B」落札価格117万円(税抜き)

プリウス 1.8G 新車本体価格 259.2万円(税込み)
プリウス 1.8G ボディカラーパールホワイト 走行距離5.4万km「評価4.5点 内装評価B」落札価格107万円(税抜き)

新車本体の価格差119.8万円だった両車輌が、オークション市場価格になるとその差額は10万円程度になってしまう。車輌条件はまったく同じではないものの、これだけの価格差があって "SAI" が気になるクルマなら不人気車と言うだけで選択しない理由はないだろう・・・




2003年(平成15年)発売になった4代目となる "レガシィ ツーリングワゴン"
初期モデルは発売から10年以上経過し、中古車市場価格もこなれてきてお買い得感が強くなってきている。1989年(平成元年)に発売された初代レガシィ ツーリングワゴンは、国内ワゴンブームの火付け役なり大ヒットを記録した。
レガシィBP5_1"レガシィ ツーリングワゴン" の魅力はなんと言っても水平対向型の "BOXER エンジン" ではないだろうか?
水平対向エンジンを生産している自動車メーカーは、世界広しといえども「スバル」と「ポルシェ」の2社だけで、その独自な技術にファンは多い。
クルマ好きでなければただの騒音とも取れるボロボロとした "BOXERサウンド" は心地よい響きで躍動感に溢れていることが特徴だった "BP5型" から等長エキゾーストマニホールドを採用することで排気のぶつかり音を打ち消し、独特なサウンドを薄められたことは残念だが、これも時代の流れ、自動車メーカーに問われる環境問題への取組みを考えると必要な手段だったのだろう。
レガシィBP5_2用意されるトランスミッションはグレードによって4AT、5ATと5MTとがあるが、中古車オークション市場での "5MT" 占有率は10%程度で多くはないものの、探せば気に入った個体に必ず巡り合える。最高出力280psを誇るのも "5MT" 搭載車だけで、5AT搭載車は260psにデチューンされている。
中古車市場ではあまり人気がない「3.0L 水平対向6気筒DOHC 250ps」エンジンを搭載したモデルがあり、マイナーチェンジ後では6MT搭載車を選ぶこともできるが、こちらはノンターボモデル、速さを求めるような走り方ではなくジェントルな大人に似合うのでは。。。
レガシィBP5_3水平対向6気筒と言うとバブル再後期(1991年)に発売された "アルシオーネ SVX" を思い浮かべる方も多いはず、希少性も相成って中古車店頭価格は高いが、中古車オークション市場での落札価格は決して高くない。何故ならオークション市場での安さは個体差によるもので、手を掛けてメンテナンスしなければ商品価値のない中古車が多く出品されている時期に差し掛かっているからである。
2005年(平成17年)トヨタと資本提携したスバルがこの先、利益効率の低い水平対向6気筒エンジン搭載車を発売する可能性は低いかも知れない。であれば、最後の水平対向6気筒エンジン搭載車がこの "BPE型" と言うことにも成り得る。もし手に入れるのなら最後のチャンスかも。。。
レガシィBP5_4写真 "3.0R" は輸出仕様/大人の佇まいが感じられる!
"レガシィ ツーリングワゴン" はグレードが多岐に渡り、すべてを紹介できないので抜粋した
オークション相場を掲載。

2009年式(平成21年)3.0R スペックB AT グレー(65Z) 走行距離7.1万km 落札価格70万円強「評価点4.0」
2008年式(平成20年)GTスペックB AT Pホワイト(37J) 走行距離8.2万km 落札価格70万円強「評価点4.0」
2007年式(平成19年)GT AT ブラック(32J) 走行距離7.8万km 落札価格70万円強「評価点4.0」
2007年式(平成19年)Bスポーツ AT ダークブルー(35J) 走行距離12.7万km 落札価格20万円弱「評価点4.0」
2007年式(平成19年)Bスポーツ 5MT ブルー(64Z) 走行距離7.2万km 落札価格50万円弱「評価点4.0」
2007年式(平成19年)GT AT シルバー(C6Z) 走行距離9.9万km 落札価格40万円弱「評価点4.0」
2006年式(平成18年)GTスペックB AT Pホワイト(37J) 走行距離2.7万km 落札価格120万円弱「評価点4.5」
2005年式(平成17年)GT 5MT Pホワイト(36J) 走行距離8.7万km 落札価格40万円弱「評価点4.0」
2005年式(平成17年)3.0R AT シルバー(39D) 走行距離3.9万km 落札価格50万円強「評価点4.5」


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