2016年11月 - 本日も"洗車日和" 中古車オークション代行日記

中古車オークション代行 ディスクガレージ
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2016年11月29日 [メンテナンス(DIY)]
お客様の乗り換えによって当店に入庫した下取り車。
下取り車と言っても新車登録から既に20年以上経過するクルマでは市場価値は限りなくゼロに近く、代車に使ってみようかと思った "スバル サンバー ディアス"
これが4WDの5速マニュアルであればまだまだ引き合いは強かったけど、今回入庫した車輌は2WD(RR車)のAT車でちょっと残念な車輌。。。
現在作られている軽自動車は3気筒エンジンが主流、と言うより3気筒エンジンしかない!?が、こちらの "スバル サンバー ディアス" は希少性の高い660ccの4気筒エンジンを搭載して、エンジンを後輪軸のリア側にマウントしているリアエンジン・リアドライブ(RR車)。基本的にはあのドイツを代表するスポーツカーの "ポルシェ" と同じエンジンレイアウト方式、細部に目を向けると違うところも多いですけどね。代車に_1小砂利を意図的にばら撒いたのではなく、最初からこんな感じであまり掃除した痕跡はないしホコリの蓄積も凄く汚れはフロアカーペットの至るところにの深層部に付着している

20年以上経過したクルマの外装には大きなキズは少ないものの経年で劣化した塗装にツヤはなく、全体がくすんだ印象でボヤッとした感じが余計に古さを際立たせてしまっている。ドアを開けて車内に入ってみるとタバコ臭は感じなくても中古車特有のなんとも言えない "すえた臭い" が鼻を突く、この臭いこそ中古車らしさを助長してしまう要因のひとつなのだと改めて感じる瞬間。
代車に_2内装の状態で一番ひどかったのが運転席背もたれの破れ。。。
写真の運転席は既に車体から取り外してしまったが、以前に接着剤で修復しようとした痕跡が・・・

当店は基本的に中古車オークションの代行形態で運営しているので代車は用意していないのですけど、今まで行なってきた "誰にでもできる"内外装のDIY状況を今回はブログにアップして見ようかなと。。。
代車として貸し出すからにはある程度快適に乗って頂きたいもの勿論、機関の整備も大切ですけどこのまま貸し出したのでは車内の汚れと中古車臭が気になるので、その部分を重点的に行なってみてDIY派の皆様の中古車ライフに少しでも参考になればと考えています。
お金を掛けて専門業者に頼むのではなく、あくまで楽しみながらのDIYってことで時間があるときにコツコツと進めて行きます。


最近近所を走っていて見かけるようになった2台の "メルセデス ベンツ W202型" ボディーカラーの 1台はブリリアントシルバー(744)ともう1台はボルドーレッド(567)
2台とも後期型のステーションワゴンで発売時期は1997年(平成9年)〜2001年(平成13年)くらいまでであったので、最終型の2001年式(平成13年)であっても既に15年を経過したモデルだから街で見掛ける機会もめっきり少なくなってきている。維持する_1街で見かけたクルマの写真は取れなかった。もうネオクラシックの領域でしょ。。
もし、この2台が "AMG C43T" であったのなら当時の新車価格は10,000千万円オーバーで中古車市場での希少性も高く、まだまだ大切に乗られている方もいらっしゃるはずだけど、街ですれ違いざまに見る限りどう見てもフルノーマルのC200かC240で、ボディーは磨きこまれたなんとも言えない艶があり輸入車にまったく興味のない人がみたら15年以上経過したクルマにはまず見えないはず。。。
エクステリアの状態が非の打ち所のないくらいキレイに保たれているとすれば、インテリアだって同様に良いコンディションだってことくらい容易に想像が付く。維持する_2
市場価値のあるクルマやクラシックに分類されるクルマにお金や手間ひま掛けて仕上げることは、ある意味簡単なことだと思う。
何故なら費用や時間を掛けた分、それ以上に付加価値が上がり売却時には買った価格より高く売れる可能性だった考えられる。。ちょっとイヤらしい話しだけど。。。

今回、街で見かけた "Cクラス ステーションワゴン" は走行距離の少ない個体であっても50万円前後で購入することができるだろうし、もし売却するにしても市場価値はないに等しい。
しかし、そのクルマを購入して多くの時間を費やし費用を掛けて維持して行こうとした決心は、心からそのクルマに惚れ込み熱い情熱を持っていなければ成し得ないことだと感じる。

以前にちょっとした知り合いが、その同僚の購入した10数年落ちの輸入車を見ながら「あんな古いクルマの何がいいの・・・」と言ったニュアンスでボソッと呟いた現場に居合わせたことがあった。そのクルマは本当に細部まで丁寧に磨かれて至る所に手を入れられ整備されており、時間の経過しているクルマだったが異種独特なオーラを放っていた。輸入車・国産車を問わずちょっと古めのクルマを維持するって、費用よりそのクルマに向き合おうとする情熱がなければ購入に踏み切れたりしない。
人によっては乗っているクルマがちょっと故障すると「じゃあ修理しないで乗り換えようかな・・・」って人居るでしょう。。。

そのちょっとした知り合いは軽自動車の車高を落として乗っているくらいだから(別に軽自動車がダメだという意味ではなく)輸入車に対しては特別な思いを持ち合わせていないみたいだが「だったら、余計分からないのなら何も言わないで欲しい」と思った瞬間。
最後はちょっと愚痴っぽくなってしまったかな。。。(汗)


気が付けば11月も中旬に差し掛かり朝晩の気温はぐっと冷え込んで寒さが身にしみる今日この頃です。

日本の狭い道路事情や税制面に置いて優遇されている軽自動車は、日本国内だけに特化して進化し続けてきた。その状況は現在進行形で新車登録台数の4割近くが軽自動車によって占められていることにもうなずける。
新車でこれだけ人気のある軽自動車だから当然のごとく中古車市場でも引き合いは強いのです。
ワゴンR_1
ワゴンR_2落札相場のサンプル車は掲載されているようなワゴンR
例えば "スズキ ワゴンR" を例に取ってみると、平成23年車(型式MH23S)の5〜5.5万kmの個体で落札価格50〜55万円、対して平成25年車(型式MH34S)の5〜5.5万kmの個体で落札価格55〜60万円と同じようなコンディションでボディーカラーも同じパールホワイトで比較した場合に新車登録年式が2年も違っているのにその落札差額は5〜10万程度に留まっている。

確かに5〜10万円の差額って決して小さくない金額だけど、新車登録から3年経過したクルマであれば部位によってはメーカー保証も受けられるし、現在の自動車は技術的な品質向上を飛躍的に成し「一般財団法人自動車検査登録情報協会」の自動車保有動向によると、1976年に自動車の平均保有年数が6.9年だったのに対して、最近では12.6年とおよそ2倍にまで伸びている。
そう考えると、購入したクルマをこれから先10年間くらいは乗る可能性だって十分に考えられる。そうなると新車登録時7,200円だった軽自動車税が13年超で12,900円とおよそ1.8倍にも。。。
平成25年車と平成23年車の登録年数は2年間違う・・・ってことは新車登録から13年を超えるのも2年間違うことになり、その2年間は僅かな金額ではあるが5,700円×2年間=11,400円増税されないと言うメリットも得られる。
軽自動車に限っては予算が許すなら少しでも新しい年式のクルマがお得ってことでしょうかね。


しかし、増税によって自動車の乗換えを促進しようとしている国の政策は「物を大切にする日本の精神」を忘れてしまったのかと感じてならない。。。
この増税、どうにかならないのでしょかね。


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